家庭菜園 子供が喜ぶおすすめの野菜 プランターでも簡単に育てられる野菜をご紹介 子供の教育効果やメリットも

子育て

我が家の息子たちは4人とも大の野菜嫌いです。自分達で育てた野菜なら食べてくれるかな?と思い、家庭菜園を始めたのがきっかけで、今年で家庭菜園8年目になりました。育てた野菜は通算20種類以上になりました。

今では、野菜が好きになったとは言えませんが、食べられる野菜が少しずつ増えてきました。自分達で育てた野菜だと、『食べてみようかな?』という気持ちになり、自ら進んでチャレンジしてみた結果、『あれ?これならいけるかも!』となって食べられるようになったようです。

他にも畑で野菜を育てることで得られた教育効果や思わぬメリットもたくさんあります。

コロナで外出自粛が続く今だから、家庭菜園は子供と一緒に楽しみながらできるのでとってもおすすめです。

何より、自分達で育てた野菜は安心・安全で新鮮!とっても美味しいですよ!

  • 子供が喜ぶおすすめの野菜
  • プランターでも簡単に育てられる野菜
  • 子供の教育効果やメリット

をご紹介します!

■収穫した野菜で、野菜嫌いの子が食べられるレシピもご紹介しています。こちらからどうぞ!

【野菜嫌いの子供のレシピ】吐くほど野菜嫌いの子供が本当に食べた 簡単野菜嫌い克服おかず 人参、トマト、ブロッコリー、玉ねぎの カレー スープ ミートソース編

1. 家庭菜園 子供が喜ぶ おすすめの 簡単に育てられる野菜 10選

我が家の経験から、子供が喜ぶ 簡単に育てられる野菜10選をご紹介します。

食べるときはもちろん、子供にとってはお世話や収穫も楽しいイベントです!

また、せっかく家庭菜園で育てるので、薬を使わず、安心安全な野菜を作りたいので、コンパニオンプランツと混植をしていますので、そちらも合わせてご紹介します。

■コンパニオンプランツとは・・・

一緒に植えることで、病害虫を寄せ付けなくしたり、生育が良くなったりする共栄作物のこと。

薬を使わず育てたい時に有効です。

 

1位 じゃがいも

  • 【種芋の植え付け】3月~5月
  • 【収穫】6月~8月
  • 【世話】芽かき(一つの種芋から出た芽を2~3本残し抜く)/ 土寄せ/ 花摘み
  • 【場所】日向
  • 【コンパニオンプランツ】枝豆(効果:肥料が少なく済む)

寒さに強く、芽かきと土寄せ花摘み以外は、ほぼ放置で大丈夫です。

収穫は・・・宝探しゲーム

土の中から大小さまざまな芋が、次々出てくるので宝探し感覚で子供は大興奮です!

【おすすめポイント 】手間がかからない・収穫量が多い・いろいろな料理に使える

2位 枝豆

  • 【苗の植え付け】4月~6月
  • 【収穫】6月~8月
  • 【世話】摘芯(本葉5枚の時に頂芽をつむと側枝が増えて実が増える)/ 土寄せ /水やり
  • 【場所】日向
  • 【コンパニオンプランツ】じゃがいも(肥料過多で葉が茂りすぎて、実なりが悪くなるのを防げる)

種から植えることもできますが、鳥に食べられるので、我が家では苗を買って植えています。

水が切れると実が太らないので、乾燥する前に水やりが必要ですが、肥料はいりません。

収穫は・・・何個採れたかな?ゲーム!

食べる直前に引っこ抜いて、ひとさやずつ、プチプチと子供たちに採ってもらいます。何個採れたか競い合ったりして楽しめます

その間、ママは大鍋でお湯を沸かして待っていて、収穫が終わったらすぐに茹でます。

鮮度が落ちるのが早いので、スピード勝負です。豆の素材の味が濃くて枝豆の本来の味が楽しめます。買った枝豆が食べられなくなるかも?

【おすすめポイント 】手間がかからない・病気になりにくい・栄養価が高い・冷凍保存ができる

コンパニオンプランツ:じゃがいもと枝豆を交互に植えています。

3位 とうもろこし

  • 【苗の植え付け】4月~6月
  • 【収穫】7月~9月
  • 【世話】追肥(肥料を多く必要とする)/ 土寄せ /受粉
  • 【場所】日向
  • 【コンパニオンプランツ】マメ(成長促進、害虫予防)

自分の花粉では受粉しないので2株以上植えて、雄花をカットしたら、別株の雌花の上で振って花粉を落とす作業が必要です。

種から植えることもできますが、鳥に食べられるので、我が家では苗を買って植えています。

実がなった後も、鳥や動物に狙われるので、ネットを張って対策をしたほうが良いです。(明日収穫しようかな?と思っていたら、小動物に食べられて悲しい思いをした経験があります)

収穫は・・・『となりのトトロ』のさつきとめいになった気分!

『となりのトトロ』のさつきとめいのように、豪快にもぎ取ると、気分が盛り上がって楽しいですよ!

【おすすめポイント 】栄養価が高い・甘くておやつにもなる・連作可

4位 さつまいも

  • 【苗の植え付け】5月~6月
  • 【収穫】10月~11月
  • 【世話】つる返し(伸びたツルから根が生えてきたら引っこ抜く)
  • 【場所】日向 最高気温の平均が22℃以上(寒冷地ではビニールトンネルをすると良い)
  • 【コンパニオンプランツ】赤しそ(ツルボケ防止、害虫予防)

水も肥料も必要なく、つる返し以外は、ほぼ放置で大丈夫です。

ツルを引っ張ると、まさに、芋づる式。次々出てくるので、子供は大興奮です!

焼き芋をするのも子供が喜んでくれるイベントになります!

【おすすめポイント 】手間がかからない・栄養価が高い・甘くておやつにもなる

5位 たまねぎ

  • 【苗の植え付け】11月(北海道5月)
  • 【収穫】6月(北海道9月)
  • 【世話】追肥 / 水やり(乾燥したら)
  • 【場所】日向
  • 【コンパニオンプランツ】ニンジン(害虫予防)

追肥以外はさほど手がかかりません。雨が降らず乾燥している時は水やりします。

嫌いな子も好きになるかも?!

採れたての玉ねぎは甘くてみずみずしくて美味しいので、玉ねぎが苦手な子も食べられるかもしれません。

【おすすめポイント 】手間がかからない・栄養価が高い・いろいろな料理に使える

6位 ニンジン

  • 【種まき】春撒き4月~5月 秋撒き7月~9月(品種による)
  • 【収穫】種まきから約90日後
  • 【世話】間引き / 追肥 / 土寄せ
  • 【場所】日向
  • 【コンパニオンプランツ】玉ねぎ(病気予防)/大根(害虫予防)

発芽までは乾燥させないように水やりが必要ですが、他はあまり手間がかかりません。

収穫の時、どんな大きさや形のニンジンが出てくるか、抜くまでわからないので子供はくじ引き感覚で盛り上がります!

【おすすめポイント 】手間がかからない・栄養価が高い・いろいろな料理に使える

7位 大根

  • 【種まき】春撒き4月 秋撒き8月下旬~9月上旬
  • 【収穫】種まきから約60日後
  • 【世話】間引き / 追肥 / 土寄せ
  • 【場所】日向
  • 【コンパニオンプランツ】ニンジン(害虫予防)

初めに深くまでよく耕すことが必要です。地面が固かったり、石があると、先が二股に割れてしまいます。植えてしまえば、さほど手間はかかりません。

収穫の時、ニンジン同様どんな大きさや形の大根が出てくるか、抜くまでわからないので子供はくじ引き感覚で盛り上がります!大きいので抜くときの手ごたえがあり、絵本『おおきなカブ』のようにみんなで引っ張ると楽しいです!

【おすすめポイント 】手間がかからない・丈夫・栄養豊富で葉にカルシウム、鉄分も多く含む

8位 ブロッコリー

  • 【苗の植え付け】4月~5月 8月下旬~9月上旬
  • 【収穫】植え付け~約60日後
  • 【世話】追肥 / 土寄せ
  • 【場所】日向
  • 【コンパニオンプランツ】レタス(害虫予防)

頂部に蕾が出来て収穫し追肥すると、脇芽から次々小さな蕾が出てきて何度も収穫することが出来ます。

虫好きの子供が喜ぶ!

ブロッコリーはキャベツの仲間で、青虫やガの幼虫が付きやすいので、見つけたら取り除くことが必要です。虫好きの子供に手伝ってもらうと、喜んでやってくれます!

【おすすめポイント 】何度も収穫できる・手間がかからない・栄養価が高い

コンパニオンプランツ:ブロッコリーとリーフレタスを混植しています

9位 おくら

  • 【苗の植え付け】5月
  • 【収穫】苗植え付け~約45日後
  • 【世話】追肥 / 土寄せ
  • 【場所】日向 低温が苦手
  • 【コンパニオンプランツ】ニラ、シソ(病害虫予防)

収穫したら、二つ下の段の葉を取ると、次の実がなります。何度も収穫できます。

お花が好きな子供が喜ぶ!

ハイビスカスに似た、黄色いかわいらしい花が咲きます。お花を見て楽しむこともできます。

【おすすめポイント 】何度も収穫できる・手間がかからない・栄養価が高い

10位 かぼちゃ

  • 【苗の植え付け】4月~6月
  • 【収穫】苗植え付け~約90日
  • 【世話】ツルかき / 受粉 / 実の下に敷き藁をする
  • 【場所】日向
  • 【コンパニオンプランツ】ネギ(病害虫の予防)

人工授粉をして確実に着実させます。朝9時までに雄花を切り取り、雌花に花粉を付けます。

人工授粉は理科の勉強になる!

雄花と雌花の見分け方を調べ、実際に自分の手で受粉することは、理科の勉強にもなって、小学生の子供は楽しんでやっていました

【おすすめポイント 】栄養価が高い・甘くて子供に人気

2. 家庭菜園 プランターでも 簡単に育てられる野菜 5選

スペースの小さい庭や、プランターでも簡単に育てられる便利な野菜をご紹介します。

1位 リーフレタス

  • 【種まき】春撒き3月~5月 夏撒き7月~9月(気温25℃以上発芽しにくいので地域による)
  • 【収穫】種まき~約60日
  • 【世話】水やり
  • 【場所】日向
  • 【コンパニオンプランツ】ミニトマト(ミニトマトのプランターの株元に種を撒くとお互いの生育が良くなります)
【おすすめポイント】

短期間で収穫できる・必要な枚数だけ都度収穫すると長く収穫できる・手間がかからない

2位 大葉

  • 【苗の植え付け】5月~6月
  • 【収穫】6月~9月
  • 【世話】水やり
  • 【場所】半日影(日向は葉が固くなる)
  • 【コンパニオンプランツ】ミニトマト(ミニトマトのプランターの株元に種を撒くとお互いの生育が良くなる・害虫予防)
【おすすめポイント】

短期間で収穫できる・長く収穫できる・手間がかからない・半日陰で育つ

大葉は、植え付けから1か月の様子。すでに20枚以上収穫出来ています。

3位 ニラ

  • 【苗の植え付け】5月~6月
  • 【収穫】翌年以降の4月~9月(数年収穫できる)
  • 【世話】収穫したら追肥
  • 【場所】日向~半日陰
  • 【コンパニオンプランツ】ミニトマト(ミニトマトのプランターの株元に植えるとお互いの生育が良くなる・害虫予防)※注意レタスとは相性が悪い
【おすすめポイント】

何度も収穫できる(2年目以降は、数年間、年に4~5回収穫ができる)・

栄養価が高い・手間がかからない

4位 ホウレン草

  • 【種まき】春撒き4~5月 夏撒き7~8月 秋撒き9~10月
  • 【収穫】種まき~約30日後
  • 【世話】追肥 / 土寄せ
  • 【場所】日向
  • 【コンパニオンプランツ】ネギ(病害虫予防)
【おすすめポイント】

短期間で収穫できる・年中栽培できる・旬は冬なので霜に当たると栄養価も味も良くなる

コンパニオンプランツ:ホウレン草とネギを混植しています。

ホウレン草は種まきから約一か月。もうすぐ収穫できそうです。

5位 ミニトマト

  • 【苗の植え付け】5月
  • 【収穫】7月~9月
  • 【世話】追肥 / 誘引 / 芽かき
  • 【場所】日向
  • 【コンパニオンプランツ】レタス・大葉・ニラ(病害虫予防)

芽かきとは…

出典:農家が教えるミニトマト栽培 最後まで鈴なりの実を付けさせる方法 (mynavi.jp)

誘引とは…

出典:農家が教えるミニトマト栽培 最後まで鈴なりの実を付けさせる方法 (mynavi.jp)

【おすすめポイント】

家庭菜園の定番・何度も収穫できる・育てやすい

3. 【番外編】 家庭菜園 コスパの良い野菜ランキング‼

上記でご紹介した簡単に育てられる野菜の中から、

家計にも優しい、コストパフォーマンスの良い野菜を厳選してご紹介します!

2坪くらいの我が家の畑では、じゃがいもとミニトマトは連作できないので、数年おきに作っていますが、大葉、リーフレタス、ホウレン草は毎年必ず作ります。ニラは一度植えたら毎年勝手に生えてきます!

これらの野菜は、夏場はスーパーで買わずにすみますよ!

1位 じゃがいも

春先になると、ホームセンターなどで種芋がネットに入って売っていますが、1㎏入りのネットで種芋が大きめだと8個くらい、小さめだと12個くらい入っていて、品種にもよりますが600円程度~買うことが出来ます。

上手く育つと、秋には20㎏くらいのじゃがいもが収穫出来ます。

2位 ミニトマト

ホームセンターなどで、一般的な苗は300円程度で買うことが出来ます。

上手く育つと、次から次へ実がなって、一株で100個くらいのミニトマトが収穫できます。夏場は、食べきれないくらい収穫出来て、スーパーで買わなくてすみます。

3位 大葉

ホームセンターなどで、一般的な苗は200円程度で買うことが出来ます。

次から次へ葉が出てきて、秋まで毎日3~4枚収穫しても大丈夫です。

薬味としての印象の強い大葉ですが、βカロチンやビタミンB、ビタミンEなどが多く、意外と栄養価が高いのでおすすめです。大葉をてんぷらにすると、サクサク美味しくて子供もたくさん食べてくれますよ!

4位 リーフレタス~収穫方法によって収穫量が倍増!

種が一袋200円程度で買うことが出来ます。袋の中には、一般家庭では撒ききれないほどたくさん種が入っています。

リーフレタスは、種を撒いてから2ヶ月程度で、収穫することが出来ます。この時、株ごと収穫するのではなく、都度、必要な枚数だけ外葉から剥がすようにして収穫すると、中側から次々新葉が出て伸びてくるので、長く収穫を楽しむことが出来ます!

我が家では子供たちに、『サラダ作るからレタス採ってきて!』というと、喜んで採りに行ってくれて、いつでも収穫したてのレタスでサラダを作ることが出来ます!

この方法だと、夏場は自家製のレタスで賄うことが出来ます!

5位 ほうれんそう

種が一袋200円程度で買うことが出来ます。袋の中には、一般家庭では撒ききれないほどたくさん種が入っています。

ホウレン草は、種を撒いてから1か月程度で収穫できるので、年に2~3回種を撒いて、収穫することができます。

6位 ニラ

ホームセンターなどで、一般的な苗は300円くらいで買うことが出来ます。

1年目は株が小さいため、収穫はせずに株を大きく育てます。しかし、2年目以降は株元から3㎝位のところで刈り取って収穫すると、20日くらいで次の収穫が出来ます。秋まで何度も収穫できます。冬に枯れますが、そのままにしておけば、春になると、また葉が出て数年繰り返し収穫できます。

何かと使い勝手の良く、栄養価の高いニラは植えておくと、とても重宝します。

4.家庭菜園 子供の教育効果やメリット

家庭菜園で子供と一緒に野菜を育てる中で、疑問に思ったことを一緒に調べたり、観察したりすることが大事だと思います。その結果、子供の教育に効果があったなぁと思うことをご紹介します。

■子供の教育効果

  1. 野菜嫌いの子供が、自ら食べてみようと挑戦するきっかけになる。
  2. 野菜嫌いの子供が、食べられる野菜が増える。
  3. 野菜の成長過程を知ることが出来る。
  4. 雄花、雌花、受粉など理科の学習を実体験できる。
  5. 虫に詳しくなる。
  6. 自由研究の題材にもなる。
  7. 食べ物のありがたみを感じられる。

■その他のメリット

  1. 外出自粛が続くなか、家庭菜園が子供と一緒に楽しむイベントになる。
  2. 子供に安心、安全な野菜を食べさせることが出来る。
  3. 食費の節約になる。

5.家庭菜園 子供が喜ぶおすすめの野菜 プランターでも簡単に育てられる野菜 子供の教育効果やメリット まとめ

子供が喜ぶおすすめの野菜10選

  1. じゃがいも
  2. 枝豆
  3. とうもろこし
  4. さつまいも
  5. 玉ねぎ
  6. にんじん
  7. 大根
  8. ブロッコリー
  9. オクラ
  10. かぼちゃ

プランターで簡単に育てられる野菜5選

  1. リーフレタス
  2. 大葉
  3. ニラ
  4. ホウレン草
  5. ミニトマト

コスパの良い野菜6選

  1. じゃがいも
  2. ミニトマト
  3. 大葉
  4. リーフレタス
  5. ホウレン草
  6. ニラ

家庭菜園は子供と一緒に、いろいろな楽しみ方が出来ます。

コロナで外出自粛が続く今だからこそ、家庭菜園は簡単にできるのでとってもおすすめです。

何より、自分達で育てた野菜は安心・安全で新鮮!とっても美味しいですよ!

最後まで読んで下さりありがとうございました。

※ご紹介した栽培時期は地域によって差があります。地域に適応した品種もありますので、お住まいの地域のホームセンターなどで売られている苗などをご確認いただくと安心です。

■収穫した野菜で、野菜嫌いの子供が食べられるレシピもご紹介しています。こちらからどうぞ!

【野菜嫌いの子供のレシピ】吐くほど野菜嫌いの子供が本当に食べた 簡単野菜嫌い克服おかず 人参、トマト、ブロッコリー、玉ねぎの カレー スープ ミートソース編

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