旭山動物園の見どころは、動物が目の前でいきいきと行動するところが見られる行動展示が有名です。
でもそれだけじゃ無いんです!「伝えるのは命」という旭山動物園のキャッチフレーズを体現した様々な魅力があふれているんです!
先日は近隣の深川市内で保護された親ぐまとはぐれたこぐまを受け入れ、現在回復して来たこぐまを見ることができます!
昼間は寝そべっていることが多いライオンやトラも旭山動物園では本当に活発に動いているところが見られますよ!
『他の動物園より動物が本当によく動いていて見ごたえがある!』と感動している方をよく目にします!
こんにちは。4人の息子の子育て中 blue daisy です!
『一度は行ってみたい!』『もう一度行きたい!』そう思ってしまう旭山動物園の見どころや楽しみ方を、年間パスポートで年に何度も子連れで旭山動物園へ行く、旭川市民の私がご紹介していきます!
旭山動物園の見どころ2023夏
旭山動物園の見どころ2023年(夏期営業期間)のおすすめをご紹介していきます!
旭山動物園は、夏期開園期間(4月末~11月初)と冬期開園期間(11月中~4月初)があります。雪のある時期と、雪のない時期で動物の見せ方が少し違うんですよね。
だから、見どころも夏期と冬期ではちょっと変わってくるんです!
旭川の桜の開花は5月のゴールデンウィーク頃。動物と一緒に桜の花見も楽しめちゃいます。
旭山動物園の見どころ2023夏の行動展示
オランウータンが高さ17mの棟を渡って運動場に移動する様子は、夏期開園期間だけ見られます
テナガザルの物凄い運動能力を実感できる14mの鉄塔の移動!こちらも夏期営業期間だけ見られます
水中トンネルからは空を飛んでいるように見える泳ぎが得意なペンギンの姿が見られます
円柱水槽を上えへ行ったり下へ行ったりするアザラシ。複数頭でスクランブルになることも!
巨大水槽へダイナミックにタイブするホッキョクグマ
つり橋を渡る姿を真下で見られるだけでなく、出窓部分で餌を食べるレッサーパンダも可愛い
旭山動物園の見どころ2023夏の園内の案内パネルや壁画
旭山動物園の見どころは行動展示だけじゃないんです!
動物のことをもっと知って欲しいという願いが込められた担当飼育員さんの手書きのパネルや壁画も見どころの一つなんです。
案内パネル
ご紹介したのはごく一部です。園内はこのような案内パネルがたくさんあり、
飼育員さんの愛情で溢れています!
ぜひ探してみてくださいね!
壁画
旭山動物園の施設の壁には、可愛らしい壁画が描かれているんです。
実はこれ。有名な絵本『あらしのよるに』の絵を担当しているあべ弘士さんが描いたものなんです
オオカミの森には『エゾオオカミ物語』というストーリーが描かれています。
昔北海道に住んでいたエゾオオカミが居なくなってしまったわけを、数枚の絵と物語で教えてくれます。
動物と人間の関係性を考えさせられる、旭山動物園らしい展示。
ここは、ぜひ行ってほしい一押しの場所です!
場所によって全部違うので、こちらもチェックしてみてください!
あべ弘士さんのグッズが旭山動物園のお土産屋さんにもあるんですよ!こちらの記事でご紹介しています!
旭山動物園2023夏にこぐまがやって来た!
旭山動物園に砂川市で保護されたこぐまが2023年6月にやって来ました!
昨年オープンしたえぞひぐま館で見ることができます!
本来はまだ授乳期の小さな子グマは、旭山動物園で順調に回復しています。
施設に慣れる為、屋内と屋外展示場を自由に行き来できるようにしているようです。
屋外展示場にいる時はこぐまを見ることができますよ!
エゾヒグマ館の入り口は、元旭山動物園飼育員の絵本作家、あべ弘士さんが描いた看板や通路の壁画がお出迎えしてくれます。
屋内では、ヒグマが多く生息する知床を舞台にした展示になっていて、背景に知床の同じ季節、同じ時間の映像が流れ、間近でヒグマを見られます。迫力がありますよね?
屋外では、北海道の自然を再現した作りになっていて、小川には数種類の魚が飼育されています。小川の水中の様子が屋内からも見られます。
この日は、旭山動物園で以前から飼育されているとんこがガラス越しに近寄ってきて、ガラスをバシッと叩いていました。目の前でとても迫力がありました!
北海道に生息するヒグマ。数年前は旭川市中心部の河川敷や住宅街で目撃情報があり市民がウォーキングを楽しむ河川敷は立ち入り禁止になり外出が恐怖でした。今年も出没情報がチラホラ。。。
でも、元々北海道の先住民族アイヌ民族はヒグマとお互いの境界を守り共生してきました。けれど、人間が開拓のためにヒグマの生息域に入り込んだことが原因でヒグマは人の住む場所に出没するようになってしまったんですね。
エゾヒグマ館は、野生動物と人間の共生について考えさせられる、旭山動物園ならではの素敵な施設です。
旭山動物園 ホッキョクグマの赤ちゃん
旭山動物園のホッキョクグマの赤ちゃんが公開されたのは、2022年4月。
一年以上経った現在は、体はだいぶ大きくなりましたが、まだまだお母さんに甘える姿が見られます。
2021年12月10日に生まれたホッキョクグマの赤ちゃん。
3頭生まれた赤ちゃんのうち、1頭が元気に育ってだいぶ大きくなりました。
性別はメス♀で、名前は「ゆめ」
活発に走り回ったり、水に飛び込んだり、お母さんに甘えたりする姿はとても可愛らしです!
可愛らしい一挙手一投足にくぎ付けになってしまいますよ!
見どころがいっぱいで、どこから見ようか悩んでしまう!という方には、旭山動物園の効率の良い回り方をこちらの記事でご紹介していますので、合わせてチェックしてみてください。
旭山動物園 夜の動物園の見どころ
旭山動物園の夜の動物園の見どころをご紹介します!
その前に夜の動物園ってどんなの?という概要についてご案内します。
旭山動物園夜の動物園とは?
夜の動物園は毎年お盆期間の数日間、閉園時間が21時まで延長になる特別営業期間のこと。
2023年夜の動物園は 8月10日(木)~8月16日(水)
暗くなるにつれて変化する動物たちの様子や、暗くなって動物たちの目が光る様子、昼間はあまり動かない動物が活発に活動する様子など、旭山動物園ならではの夜の動物の姿が楽しめます。
旭山動物園夜の動物園の見どころ5選
旭山動物園 夜の動物園の見どころ5選をご紹介します。
他の動物園ではなかなか見られない、旭山動物園ならではの見どころをピックアップしました。
夜の動物園見どころ①オオカミの遠吠え
岩の上にオオカミたちが並び、夜空を見上げるような姿勢で『ウォーン』と辺りに響き渡る遠吠えが数分間続きます。目の前で見ることが出来たら、とても感動しますよ!
飼育員さんによると、なぜか園内放送がかかると、遠吠えが始まることが多いようです!
タイミングが合えば、オオカミの遠吠えが見られるかもしれません。
夜の動物園見どころ② もうじゅう館の動物たちの迫力
もうじゅう館にいる動物たち、ライオン・アムールトラ・ヒョウなどはみんな夜行性!
キラリと鋭く光る目は迫力があり、野生の姿を彷彿とさせます。
旭山動物園の猛獣たちは昼間でも活動しているところが見られますが、夜はより活発に動いています!
旭山動物園はアムールトラとライオンが檻を隔てて隣に居るので、お互いに睨み合ったり、うなり声をあげて牽制する姿が見られるのも面白いですよ!
夜の動物園の見どころ③ 狩をするシマフクロウ
滑空するエゾモモンガ
実は夜行性のカバ
カバ館は天気の悪い時や、寒い時もおすすめなんです!
旭山動物園 雨でも楽しむ方法は?
旭山動物園の雨でも楽しむ方法をご紹介します!旭山動物園は雨でも十分楽しめるんでよすよ!
室内から動物を見られる施設が多数ありますし、正門、西門、東門で傘のレンタルもあるので、施設間の移動も心配いりません!晴れた日より混雑せずにラッキーな場合も!
『せっかく行ったのに雨だった。。。』とがっかりする必要はないんです!
旭山動物園を雨でも楽しむ方法は?
旭山動物園を雨でも楽しむ方法は、室内施設から動物を見ること!
「園内MAP」と「室内から見られる施設一覧」で確認してみてくださいね。
人気の動物が見られる施設は、ほぼ室内から見ることが出来るので、雨でも十分に旭山動物園を楽しむことが可能なんです!
旭山動物園の雨の日におすすめの施設5選
旭山動物園を雨の日でも楽しめる特におすすめの、広くてゆっくり見られる施設を厳選して5つご紹介します。
- かば館・きりん舎
- ぺんぎん館
- あざらし館
- ほっきょくぐま館
- えぞひぐま館
雨の日の見どころや楽しみ方を施設ごとに詳しくご紹介していきます。
かば館・きりん舎
かば館の入口を入ると、ガラス張りの大きな水槽が広がっています。
泳ぐかばが目の前で見られ、水しぶきや糞が飛んでくるほどの近さでかばをじっくり見ることができます。
地下に降りると、水槽の下からかばの足裏や潜ったり泳いだりする水中の姿を見ることができます。
かばの顔を目の前で見ることが出来るので、子供も大人も興奮しちゃいます!
ぺんぎん館
あざらし館
あざらし館は円柱水槽が人気です!外のプールと繋がっていていつトンネルを通るかわからないあざらしを待ち侘びてお客さんが注目しています。
上へ下へとあざらしが泳ぐ姿は可愛らしく、通過するたびにお客さんの歓声が聞こえます。
あざらしの全身を良く観察することもできますよ!
案内パネルにあざらしのオスとメスの見分け方があり、
息子は、トンネルを通過するたびオスかメスか言い当てて楽しんでいます!
理科の勉強にもなっているようです。
ほっきょくぐま館
ほっきょくぐまが水に飛び込むところを、水中から見られるのが人気です。
現在親子のほっきょくぐまがいて、やんちゃなこぐまがおもちゃ目掛けて飛び込む様子を見られます。
モグモグタイムでは、水中に向かって飼育員さんが投げ入れる魚を、取って食べる様子が間近で見られますよ。
2階に上がると屋外からほっきょくぐまを見られます。屋根があってベンチもあり、雨が降っていてもゆっくり見ることができます!
すぐ隣には、中央食堂や売店もあるので、雨が収まるまで待つにも便利ですよ!
えぞひぐま館
えぞひぐま館も屋内施設が広くゆっくりと楽しむことができます。
ヒグマはもちろん、施設を流れる川の魚や、屋内展示も豊富で飽きることなく楽しめます。
今なら、保護された子ぐまも見られますよ。
旭山動物園に出発する前にチェックすることは?
旭山動物園に出発する前にぜひ旭山動物園公式HPでチェックしてほしいことが3つあります!
開園期間と開園時間をチェック
夏期開園と冬期開園の合間と年末年始は休園になるので、お気を付けください!
本日のタイムスケジュールをチェック
本日のタイムスケジュールが当日の朝10時ころに掲載されます。
もぐもぐタイムの時間も発表になります。
もぐもぐタイムでは、飼育員さんが動物たちの個性、好きなもの、普段の様子など面白い情報を説明してくれます。
見たい動物のもぐもぐタイムの時間をチェックして、見逃さないように園内を見て回ることが出来ます。
チケットの購入方法をチェック
動物園の正門、西門、東門それぞれに券売所がありますが、混雑が予想されます。
並ぶのが嫌な方は事前にチケットを購入するのがおすすめです。
動物園の券売所で購入するメリットのある方もいますので、お好みに合わせて検討するのが良いと思います。
入園料は大人1000円、中学生以下無料です!その他割引チケットもあるのでご確認くださいね。
旭川市内のホテルに宿泊される方は、「おもてなし券」がおすすめです。
2日連続して旭山動物園に入園できるチケットで1000円とお得なチケットです。
旭山動物園の見どころ2023夏|こぐまがえぞひぐま館にって来た!夜の動物園や雨でも楽しむ方法まとめ
旭山動物園の見どころを2023夏の最新情報を交えてお伝えして来ました。
行動展示で活発に動き本来の姿を見せてくれる動物たちや、飼育員さん手作りの案内パネルと絵本作家あべ弘士さんの壁画が旭山動物園らしい見どころなんです!
えぞひぐま館にやって来たばかりの、小さなこぐまを見られるのも今ですよ!
動物はあっという間に大きくなっちゃうので…
もし雨が降っても、室内から人気の動物が見られる施設が豊富なので、十分満喫できます!
8月には夜の動物園も開催される予定です。旭山動物園ならではの夜の動物の姿が見どころをご紹介しました!
ぜひ、晴れても雨でも楽しめる旭山動物園を満喫してくださいね!
『せっかく行ったのに、休園だった―!!』なんてことが無いように、
事前に、開園状況を旭山動物園の公式HPをチェックしてからお出かけしてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。