旭山動物園の所要時間は満喫するにはどのくらいかかる?
子連れにおすすめの効率良く回れるルートを知りたい!
旭山動物園は山の斜面にあるので、行ったり来たりすると余計な時間と体力を消耗してしまいます。特に子連れの場合、見たいところに辿り着く前に疲れてぐずったり、お腹がすいたと騒いだり、親の方が参ってしまいかねません。
旭山動物園を満喫するには計画的に回ることがとっても重要なんです!
こんにちは。子連れで旭山動物園に年に何度も行く、地元市民のbluedaisyです。
旭山動物園には門が3つありますが、全ての門から入園して色々なルートで回ってみました。子供も満足、親も疲れなくて楽しめる、最適なルートを発見してからはこの回り方が定番になりました!
旭山動物園を満喫するための所要時間と旭山動物園の効率の良い回り方、親も子も十分に満喫できるおすすめのルートをご紹介します!
旭山動物園 所要時間はどのくらいかかる?
旭山動物園の所要時間は、子連れで満喫するには4時間です。
行動展示で有名な旭山動物園ですが、動物がいつも見たい行動をしているわけではありませんよね?
我が家の次男はライオンが大好きですが、いくら旭山動物園と言えど寝そべっている時ももちろんあります。吠えたり歩いたりするのを見られるまでずっとライオンの前から離れません(笑)

せっかく旭山動物園に行くのだから、見どころであるオランウータンが空中散歩したり、ホッキョクグマが水にダイブしたり、アザラシがマリンウェイを通ったり、レッサーパンダがつり橋を渡ったりする行動展示を見られるまでじっくり動物を見てこそ、満足できるのではないかな?と思います。
旭山動物園の所要時間は4時間見ることを、旅行の計画を立てる際にはおすすめします!
大人だけの場合は、所要時間は3時間でも満喫できるかな?と思います。
旭山動物園 子連れにおすすめの効率良いルートはコレ!!
旭山動物園の回り方で子連れにおすすめの効率良いルートはズバリこちら。

園内MAPの一番上、東門が山の上で正門が一番下になります。
赤のルートは、上り坂が緩やかで、ベビーカーを押しても比較的上りやすく、こども牧場も通る小さい子連れにおすすめの一押しコース!
青のルートは、こども牧場は見なくてよいという方におすすめの最短距離で人気施設を一周するコース!かば館きりん舎の後、青のルートを通りⒺの東門売店前で赤ルートに合流します。青のルートは赤ルートより急な坂だけど最短距離で上まで登れる裏道で、通る人が少ないのもメリット!
人気施設のあるメイン通りから行きたくなっちゃいますが、ベビーカーを押して上るには坂が急すぎる(ベビーカーを押す私の手が自分の頭の上に来るくらい急です(~_~;))ので上るのはおすすめしません。人気施設は、下りながら楽して見て回ります!
旭山動物園 おすすめの回り方
旭山動物園のおすすめの回り方を詳しくご紹介していきます。
1.西門から入園する!
人気施設の集まるところに一番近く、園内の中間にある西門から入園します。
それぞれの門から入園した場合のメリットとデメリットはこちら。
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メリット |
デメリット |
正門 |
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西門 |
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東門 |
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- 山の一番上なので、帰りに坂を上るのがつらい(子供が疲れて歩かないと悲惨)
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山の一番上にある東門は、最初の急な坂のみ園内バスがあるので、東門をおすすめする説もありますが、旭山動物園は全部が坂で、人気施設から駐車場に戻るまでずっと上り坂(~_~;)
我が家は疲労が出てくる最後に上り坂は辛すぎたので、西門一択です。
2. きりん舎・かば館へ向かう
きりん舎
まず目に入るのは、キリン!屋外でだいたいいつもモグモグしています。キリンの顔の高さから目の前で見られます。柵に手を入れると舐められそうな近さ!
かば館
次はすぐ隣の、かば館。オスのカバor母と子のカバが屋外と屋内に分かれて居ます。オスのカバは糞をまき散らすのが見どころ!係員の『離れてください!』の合図でバババッと糞が飛んできます。
我が家の息子たちはまき糞が大好きです(笑)
地下からは水中のカバや、キリンの足元が見られます。ベンチも多くあるので座りながらゆっくり見られるのも子連れには助かる!
きりん舎・かば館の見どころは、こちらの記事で詳しくご紹介しています!
出口を出るとダチョウが目の前にいますよ!
3. こども牧場へ向かう
平たんな道をしばらく進み、スロープを上ります。
旭山動物園号ひろば
右手に旭山動物園号ひろばがあります。走る絵本と言われたJR旭山動物園号を再現した広場でジオラマや写真撮影コーナーもあります!電車好きの子は立ち寄ってみてください。
ココからは、坂道を上ります!このルート一番の難所?
第2こども牧場
右手に綺麗な羽を広げたクジャクが見えたら、左手が第2こども牧場です。
ヤギ、ヒツジ、ブタがいて、ヤギが高くて細い足場の上を歩く行動展示が見どころ。
第2こども牧場を出てもう少し坂を上ります!つらい上り坂はあと少し!
第1こども牧場
第1こども牧場には、ウサギ、モルモット、犬がいて、触れ合うことが出来ます!
4. 旭山動物園くらぶ東門売店前で早めの休憩
難所の坂を上り切ったら、東門売店前!芝生の上にテーブルと椅子がたくさんあります。
少し早いけれど、子供がぐずりだす前にここで休憩します。(天気が悪い時は、近くに屋内休憩所もあります)
動物園くらぶ売店で軽食を買って食べることも出来るし、飲み物の自動販売機もあります。売店は行列が出来ていることも多いので、私はお弁当か面倒な時はスーパーでパン類を買って持っていくことが多いです!
子供たちが食べている間に、パパに子供をお願いしてお土産をゆっくり見るのもおすすめ!
旭山動物園おすすめのお土産はこちらの記事でご紹介しています!
5. さる・チンパンジー・オランウータンへ向かう
ここからは、施設同士すぐ近くにあるので、移動は苦ではありません!
さる山
ニホンザルが隠されたえさを探す様子や、仲間にちょっかいを出すところなど、観察すると楽しいです。
ちんぱんじー館
ガラストンネルの中から、間近でチンパンジーが遊ぶ様子を見ることが出来ます。
テナガザル館
高さ14Mの鉄塔をスピーディーに移動する運動神経の良さがみどころ。
オランウータン館
高さ17Mの塔を渡る空中散歩が有名な行動展示!見てみたいですよね?ただ、いつでも頻繁に空中散歩するわけではないので、タイミングが合わなければちょっと待つことになるかも。
そんな時はすぐ隣にあるテナガザルをベンチに座りながら見て待つと、飽きずに待てます!
6. えぞひぐま館・エゾシカの森・オオカミの森へ向かう
ここからは、ずっと下り坂!後半戦ですが最初に上り切ったので楽ちんです。
えぞひぐま館
2022年4月にオープンしたばかりのえぞひぐま館。知床の自然を再現した施設で、木を登って餌を採る姿も見られるかも?川には魚も泳いでいます。厳しい自然で生きるヒグマのたくましさや器用さを引き出す行動展示になっています。壁画や立て看板も注目するとおもしろい!
エゾシカの森
オオカミの森に隣接していて、オオカミが絶滅する前にエゾシカとオオカミが共存していた頃の北海道の自然を思い起こさせてくれます。もちろん、エゾシカの可愛らしい様子も見られます。
オオカミの森
オオカミの遠吠えが見られるかも!群れで揃って遠吠えする姿は見ごたえがあります!飼育員さんによると園内放送がきっかけで遠吠えが始まることがあるそう。開園すぐの時間でも遠吠えを見たことがあるので、時間に関係なく運なのかも?
館内の壁画、「エゾオオカミ物語」もぜひ見て下さい。幼稚園児くらいになったら子供にも説明してあげると良いと思います。
この3つの施設に共通するのが、北海道の野生動物たちと人間との共存・共生を考えさせてくれるテーマ。かわいい動物を見せるだけではない、『伝えるのは命』という旭山動物園のキャッチフレーズを体現しているぜひ行って欲しい施設です。
7. レッサーパンダ舎・もうじゅう館へ向かう
オオカミの森を出たら、レッサーパンダを見たい方は先にそちらを見てからもうじゅう館へ。
レッサーパンダ舎
見ている人の頭上のつり橋を渡るところも可愛いですが、出窓部分で目の前で餌を食べる所も見どころです。
もうじゅう館
子供があこがれるトラ、ライオン、ヒョウが居ます。寝そべってあまり動かないイメージの猛獣たちも旭山動物園では比較的活発に活動しているところを見られ、子供は大満足! 「他の動物園より動物たちが生き生きしてるね」という親子の会話を聞いたことがあります。
ペアリング中のライオン。オスがメスに近づきすぎるとメスにに吠えられ、いったん距離を取るけれど、でも近づきたいオスは様子を見ながらじりじり近づくというシーン。
もうすぐライオンの赤ちゃんが見られる?
8. 中央食堂で休憩
そろそろ、子供が歩き疲れてくるころ。あざらし館とほっきょくぐま館の間にある中央食堂前で休憩します。
屋外にも屋内にもテーブルと椅子がたくさんあるので、中央食堂の軽食を買うことも出来るし、飲み物の自動販売機も、授乳室もあります。
隣の中央売店には、ここにしかないオリジナルのお土産もたくさんあるので、またまた子供が休憩している間にお土産屋さんをゆっくり見るのもおすすめ!
9. ほっきょくぐま館・あざらし館・ぺんぎん館へ向かう
この3つの施設は急斜面にあるので1階が入り口で、2階が出口という構造。館内にはエレベーターもあるのでベビーカーでも安心。
ほっきょくぐま館
ガラス張りの水槽へダイビングするところが有名な行動展示!今年生まれた赤ちゃんが水に飛び込むのが好きなようで、大人のホッキョクグマより頻繁にダイブするところを見られます!
あざらし館
マリンウェイ(円柱水槽)を行ったり来たりする行動展示が有名!
ぺんぎん館
360度見渡せる水中トンネルを歩くと、頭上を泳ぐペンギンがまるで空を飛んでいるように見える行動展示が有名!
10. 西門へ向かう
ぺんぎん館を出たら、西門はもう、すぐそこ!
西門へ向かう途中にトイレもあるので、ここで手を洗ったり用を済ませて帰宅準備をすることが出来ます。
旭山動物園 所要時間は?旭山動物園の回り方!子連れにおすすめの効率良いルートまとめ
旭山動物園の所要時間は4時間!
動物がいつも見たい行動をしているわけではないので、旭山動物園の行動展示を見て満喫するためには、じっくり待つ時間も必要だから!
また、旭山動物園は山の斜面にあるので、楽しむには計画的に回ることが大事です。
子連れにおすすめの効率良いルート
①西門から入園
②キリン・カバ
③こども牧場
④休憩&お土産
⑤サル類
⑥ヒグマ・シカ・オオカミ
⑦もうじゅう
⑧休憩&お土産
⑨ホッキョクグマ・アザラシ・ペンギン
⑩西門から帰路へ
我が家が色々なルートを試してみた結果辿り着いた、ベビーカーでも歩く子でも親も子も一番疲れずに最後まで楽しめる旭山動物園の回り方をご紹介しました。
基本このルートで、子供の状況によっては、見る施設を省いたり、見たい施設を増やしたりして、旭山動物園の回り方を計画してみてくださいね!
計画を立てる際に、こちらも記事も参考にしてみてください!
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